尾畠春夫【スーパー捜索ボランティア】約30分で発見のスゴ腕と経歴がすごい

8月12日に山口県で行方不明になっていた2歳の男児・

藤本理稀(ふじもとよしき)ちゃんが無事に発見されました。

もう2日も経っていたのでその安否が心配されてましたが、

無事に見つかって本当に良かったですね。

発見したのは捜索ボランティアの尾畠春夫さん(77歳)。
警察が2日がかりで捜索したものの見つからなかった理稀(よしき)ちゃんを、

大分から駆けつけた尾畠春夫さんはなんと捜索に加わってから

約30分で藤本理稀ちゃんを見つけ出したというから驚きです。

 

実はこの尾畠春夫さん、捜索ボランティアからは「師匠」と

呼ばれるスゴ腕のスーパー捜索ボランティアなのだそう。

その気になる経歴と、どうやって理稀(よしき)ちゃんを

スピード発見できたのか、調査してみました。

 

 

約30分で藤本理稀(ふじもとよしき)ちゃんを発見した方法

大分県在住の尾畠春夫さんが山口県に入ったのは創作に参加する前日の8月14日。

事前にご家族に行方不明になった場所や経緯をヒアリングし、場所の目星をつけたり

食料やバルタオルを持参したり装備も徹底していました。

 

発見された当日、朝の6時半頃から一人で山に入り捜索を開始。

開始してから約30分ほどで理稀(よしき)ちゃんを発見しました。

理稀(よしき)ちゃん発見した場所は、親戚の自宅の北側の山の中で

700mほどの場所にあった竹藪の下にある沢で座り込んでいたそうです。

 

尾畠春夫さんは以前、過去に大分県で2歳の女児を捜索した経験が生きたそうで、

インタビューでは、このよう語っていました。

「大分の佐伯で2歳の女の子を探した経験から、下るということはないと思っていた。不思議なもんで、子どもっていうのは、上に上がるのが好きみたい」

尾畠春夫さんの経験上、子供は上に上がるのが好き

家族から行方不明になった場所を聞いて、絶対この上にいると確信しました。

そして理稀(よしき)ちゃんの名前を叫びながら、

家の北側にある山を700m登っていたとき、

「おいちゃん、ここ」という返事が聞こえ、理稀(よしき)ちゃんを発見!

沢の真ん中、苔むした岩の上で座っていたのだそうです。

 

捜索したルートがもう警察と段違い!

過去の経験が功をそうしたのでしょう、

的確な判断で、探すルートが警察と全然違いますね!

 

発見当時、尾畠春夫さんが持参した袋からアメを出して渡そうとしたら、

理稀(よしき)ちゃんはお腹が空いていたのでしょう、

アメの袋を自分で取って手で破ろうとました。

2歳児の手では開かずに尾畠春夫さんがそれを手伝うと

それをすぐに口に入れてガリガリかんだそうです。

 

3日近くも一人で山の中にいたので衰弱が心配されてましたが、

その様子を見て尾畠春夫さんは「これは大丈夫だ!」と安心しました。

 

理稀(よしき)ちゃんのご家族に、見つけたら必ず抱きしめて直に渡す、

と約束していた尾畠春夫さんは持参したバルタオルに

理稀(よしき)ちゃんをくるんで文字通り抱きしめて下山。

 

警察に渡せ、と言われても「だめです!」と拒否。

たとえおまわりさんに罰を受けても約束どおり

手渡しで渡そうと、思ったと語っていました。

 

 

捜索ボランティアの「師匠」と呼ばれる経歴

 

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  • 名前:尾畠 春夫(おばた・はるお)
  • 年齢:77歳
  • 大分県在住

 

尾畠春夫さんは定年まで鮮魚店に勤めていた一般人の方です。

定年後は「自分は学歴も何もないけど世間に恩返しがしたい」と

思い立ちボランティア活動を始めました。

表彰歴もある尾畠春夫さん

大分県内の山での清掃活動は平成元年から行っているそうで、

「平成24年度ごみゼロおおいた作戦功労者表彰受賞者」に

尾畠春夫さんが表彰されており、当時でボランティア活動年数23年と

書いてありますから、30年近い経歴があるんですね。

 

東日本大震災でも活動、毎年訪れる

東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町にもボランティアとして訪れています。

震災当時も、軽自動車を自ら運転し3日かけて被災地入りして活動。

その後も大分から、同様に車で往復し計500日もの間支援に

当たっていたというから本当にすごい!

 

豊富な経験と熱心な活動から、この時のボランティア仲間からは「師匠」と

呼ばれており、多くのボランティアから尊敬される存在になりました。

また、被災地のことを忘れないでほしいとの願いから、

復興を願い、毎年復興遍路旅をして周囲に呼びかけています。

 

熊本地震ではボランティア12人を統率

2016年に起きた熊本地震でも、初対面同士のボランティアメンバーを

うまくまとめる立場で活動し、東日本大震災での経験を

余すことなく発揮しています。

 

由布岳の登山道の整備ボランティア

尾畠春夫さんは40歳で登山を始め、58歳で北アルプス55山を単独縦走しています。

この頃から、ボランティアで由布岳の登山道の整備も始め、

月に7〜8回も30〜40キロの材料を担いで登り、崩れかかった登山道の整備をしたり

していたというから頭が下がります。何より登山を続けているせいか

体力がすごいですね。

 

66歳で日本列島を徒歩で横断

尾畠春夫さんは鮮魚店を定年退職した66歳の時、

鹿児島県の佐多岬から北海道の宗谷岬まで日本列島を徒歩で横断する旅に出ています。

チャレンジしようと思った動機は、

「生まれた日本を縦に歩いてみたかったのと、

体力がどのくらい持つのか、動機は単純じゃ」

と語っていますが、これもなかなかできることじゃありませんよね。

 

2006年の4月1日に出発して7月1日に全行程3250キロを歩き、

無事ゴールをしているから驚きです。

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まとめ

尾畠春夫さんの夢は「100歳での祖母山登頂」なのだそう。

この様子なら実現できそうですよね。

ボランティアは「体力の続く限り続けたい」とも語っています。

体力と胆力と徳の塊のような尾畠春夫さん。

理稀(よしき)ちゃんのご家族にとってはまさに「神」のような人ですね。

ぜひ今回の尾畠春夫さんの活躍を表彰してあげてほしいです。

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