8月12日のバラエティ番組「行列のできる法律相談所」では山田優さんが登場!
山田優さんが会いたい人は?ということで、
優さんは刺繍クロスステッチにハマり夢中になっているそうですが、
その刺繍作家さんはなんと男性なんですね!
数々のポップでかわいい作品や図案本も出している大図まことさん。
刺繍といったら女性がするイメージですが、なぜクロスステッチデザイナーになったのでしょうか?
気になる経緯や、かわいくて面白い作品や本をご紹介します。
刺繍の「クロスステッチ」って何?
そもそも刺繍はわかるけど、クロスステッチって何?
ってわからない人も多いと思います。
クロスステッチのステッチは、英語でstitch。
布に糸を使って模様や絵柄をひと針づつ刺して描いていく手芸のひとつで、
クロスは、刺繍糸をクロスさせる、簡単に言えば「バッテン」のこと。
糸で刺繍専用の布地に「バッテン」をつくって、
模様や図柄を作っていく刺繍の技法、というわけです。
古代エジプト時代のピラミッドからも刺繍布が発掘されるなど、
古くから親しまれてる手芸でもあります。
刺繍には世界各国にいろいろな手法がありますが、
そのなかでもクロスステッチは、もっとも技法が簡単なので、
世界中にたくさんの愛好者がいて、それぞれの刺繍ををたのしんでいます。
クロスステッチデザイナー:大図まこと
引用:https://www.1101.com/techo_club/archives/750/
大図まことさんは大学卒業後、すぐに就職をしなかったそうです。
本音は何かものづくりをしてたくさんの人に見てもらい、
それで生活できるのを夢見ていました。
クロスステッチとの出会い
大図まことさんが絵やイラストを描いたりしていた時に、
友達のカメラマンが、大図まことさんが撮影を担当した手芸本をくれたことがきっかけでした。
その友達のカメラマンがくれた編み物の本に
興味を持ち、編み物や刺しゅうをしたりしながら、
その作品をブログに掲載したりしていたそうです。
そのうち海外の本に掲載された、あるクロスステッチの作品を見て衝撃を受け、
クロスステッチの世界ににどんどん魅せられていきました。
時間をみつけては、いろいろな作品に取り組み、ブログに上げていくと作品は評判になり、
それがきっかけで大図さんは手芸専門店「オカダヤ」で働くようになります。
作品作りと手芸店での経験を積んだことで、
いよいよクロスステッチで生きていこうと決心し、
大図まことさんはクロスステッチデザイナーとして独立します。
かわいいだけじゃない、シンプル・POPな作品たち
刺繍というと花や模様など、かわいらしい・エレガントなものというイメージですが、
大図まことさんの作品はシンプルなステッチにシンプルな図案。
引用:https://www.1101.com/techo_club/archives/750/
かわいいだけじゃない、POPな印象も受ける作品ですね。
引用:https://www.rakuten.ne.jp/gold/shugale/embroidery/e_interview_oozumakoto.html
デザインを考えるときは、手書きでイラスト化してから
パソコンを使って図案を起こすんだそうです。
引用:https://www.1101.com/techo_club/archives/750/
面白みのある作品は、アイデアが浮かんだらとりあえずイラスト化してみて、
翌日もまだそれが面白いと思えたら試作するという意外と慎重派な作り方。
やはりひと針ひと針手作業で時間もかかりますから、慎重になるのもわかりますね。
大図まこと「図案集」も出版
大図まことさんデザインの、ありそうでなかったPOPでかわいい図案が2000点以上も収蔵された図案集も出ていますね。
小さい図案が多いので、初めて刺繍をする人も楽しく作れそうです。
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まとめ
刺繍といえば女性がするもの、と思われていた手芸界に
彗星の如く現れた男性刺繍家・大図まことさん。
山田優さんがハマるのもわかる気がしますね。
大図まことさんの作品は、手芸の枠を越えて
カルチャー&アートシーンからも注目を
浴びそうな存在ですね!