今年も三大流星群の一つ、ペルセウス座流星群がやってきます。
極大(活動ピーク時)の日時は2018年8月13日午前10時。前後一日でも十分観測できる一番有名な流星群ですし、ちょうど夏休み期間で家族で観測するのも楽しみですね。
そんなペルセウス座流星群の極大の時間や見やすい場所や方角などをまとめました。
ペルセウス座流星群とは?
毎年7月の末〜8月20日くらいまでは、多くの流星群がやってくるので、1年の内で最も多くの流星が見れる季節だと言われています。
中でもペルセウス座流星群は、7月20日頃から8月20日頃まで見られる流星群で、1月に見られるしぶんぎ座流星群、12月に見られるふたご座流星群と並ぶ三大流星群の一つです。
流星群の活動ピーク時(極大)頃には1時間に30~60個の流星が見られ、またその前後数日間にも1時間に10個以上の流星が見れます。
ちょうど夏休み期間と重なることや、冬の流星群と比べて外で長時間見やすい季節なので、子どもたちの夏休みの自由研究などにも良いですね。
ペルセウス座流星群の時間や方角
極大(活動ピーク時)を迎えるのは13日の午前10時と日が昇ってる時間帯となるため、一番の見頃は前日12日夜から13日未明にかけてと予想されています。
なので21時過ぎから夜明けまでが観察にベストな時間帯になるでしょう。
ペルセウス座流星群は全方角にどこでもまんべんなく見られるのが特徴です。もし見つけにくい場合は、北東の空を中心に広く空を見渡すと見つけやすいでしょう
新月でチャンス?
流星群は月明かりのある・なしで見える範囲がかなり違ってきます。
ペルセウス座流星群の極大ピーク時は月齢が1なので、ほぼ新月の頃と変わりなく月明かりの影響は受けない好条件です。
ですから2018年の8月12日夜が一番ペルセウス座流星群が良く見えるチャンス日になりそうですね。
ペルセウス座流星群を見る場所のポイント
流星群は月明かりですら見える範囲に影響するので、より暗い場所で観測するのが大事です。
街の明かりが届かない郊外で
なるべく街の明かりや人工灯から離れるのがオススメです。できれば車で山や海に行くなど人工灯が無く、自然に囲まれた場所が適しています。
なるべく高い場所で
地上より高い場所の方がよく見えます。山や高原がベストですが、灯りの少ない郊外なら家の屋上などからも良く見えるでしょう。
目を慣らす
人間の目は、光に影響を受けやすい作りになっています。
明るいとことから急に暗い場所に行くと、目が慣れずに真っ暗に見えてしまいます。流星群を見るときは、しばらくスマホや車のナビの光などを見るのは控えて、暗闇に目を慣らしておきましょう。
まとめ
- 2018年のペルセウス流星群は8月13日の午前10時に極大になる。
- 一番の見頃は極大を迎える前日12日夜から13日の明け方にかけてがおすすめ。
- 今年はほぼ新月に近いため月明かりの影響がなく、好条件で流星群が見れるチャンス。
いかがでしたか?例年よりよく見えそうな予感がしますね。お天気さえよければ今年はペルセウス座流星群の観測が楽しめそうです。