GACKTが恩人と慕う俳優は緒形拳!父と呼ぶ理由や感動エピソードに涙!

2019年5月2日放送の『直撃!シンソウ坂上SP』ではGACKTさんが特集されます。

今年ソロデビュー20周年目を迎えるGACKTさんに密着取材する中で、芸能界で最も影響を受けた恩人の大物俳優”O”について語ってくれます。

この大物俳優”O”は2008年に亡くなられた名優・緒形拳さんのようですね。

どんなエピソードなのか迫ってみました。

GACKTが『直撃!シンソウ坂上SP』で涙!

今ではアーティスト活動だけでなく映画、ドラマ、バラエティでの活躍のほかマレーシアに移住し、実業家としても活躍しているGACKTさん。

『直撃!シンソウ坂上SP』では今年2019年に公開された大ヒット映画でGACKTさんが出演して話題になった『翔んで埼玉』にも触れ、GACKTさんが俳優として活動を続ける大きな影響を受けた人物として緒形拳さんの名前を挙げています。

いつもはクールでミステリアスなキャラクターのGACKTさんですが、緒形拳さんにことを語る際には思わず涙する場面も・・・。

GACKTシンソウ坂上一体どんな関係だったのでしょうか。

GACKTと緒形拳の出会いは大河ドラマ『風林火山』

GACKTさんと緒形拳さんが出会ったのは2007年のNHK大河ドラマ『風林火山』でした。

 

 

この時、GACKTさんは準主役とも言える上杉謙信役に大抜擢されました。

それまでは2003年の映画『MOON CHILD』やテレビ朝日のドラマ『生放送はとまらない!』で本人役で出演するなど、ごくわずかな演技経験しかなかったGACKTさんでしたから、相当なプレッシャーだったようです。

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GACKTが「恩人」「父」と慕うきっかけとなった感動エピソード

大河ドラマ『風林火山』ではGACKTさんは上杉謙信役、緒形拳さんはその上杉謙信を支える軍師・宇佐美定満役でした。

この作品では大河ドラマでは異例の時代考証を無視したGACKTさんのビジュアルを活かした衣装なども取り入れられ、当時は物議を醸し、バッシングなどもあったといいます。

ある日、大河撮影のロケで待機中でのこと。

緒形拳さんがしいたけを焼き、GACKTさんを誘って一緒に食べていた時にこんな会話になったそうです。

思わぬ大役で、日々プレッシャーを感じていたガクトさんが、

「もし拳さんがボクのこと(演技)で色々思うことがあるのだったら、必ず言葉を濁さず伝えてください。」

と言ったところ、緒形拳さんは

「俺はなあ、今までお前に言わなきゃいけないことは全部言ってきた。

お前は表現しなきゃいけないことも、自分を表現できることも、やらなきゃいけないことも全部やっている。

大丈夫だ、この緒形拳が良いって言ってるんだ。

周りが何と言っても、お前はお前の信じた道を歩け」

ときっぱり断言してくれたのだそうです。

カッコいいですね!そしてそう言った後、ニコッと笑って

「大丈夫だ。パパがついてる」と。

それを聞いた瞬間、GACKTさんは涙が止まらなくなったそうです。

これはしびれますね〜。

これまでGACKTさんは応援してくれるファンのためだけに頑張ってきた自負はありましたが、初めて「この人の喜ぶ顔が見たい」と思えたのが緒形拳さんだったのでした。

緒形拳さんが背中を押してくれたおかげで、『風林火山』ではGACKTさんも実に堂々とした演技を披露しています。

この出会いと経験が、GACKTさんのその後の人生の大きな岐路になったと語っています。

今までは人に頼ったり相談したりすることがなく、一匹狼気質だったGACKTさん。

緒形拳さんの包み込むような父性はガクトさんに大きな影響を与え、時には人に頼ることも大事なことだと気づかせてくれたようです。

自分にも人にも厳しかったGACKTさんは、緒形拳さんとの出会いから、人にも優しくなれるようになったと語りました。

こちらで実際にGACKTさんがその時のことを語ってるので、ぜひ聴いて見てください。

まとめ

アーティストとして活躍してきたGACKTさんですが、大河ドラマ『風林火山』で緒形拳さんと過ごした日々が、その後の俳優活動に大きく影響を残していたんですね。

大河ドラマで共演したわずか1年後、2008年10月5日に緒形拳さんは亡くなられたので、芸能界での「父」とまで慕っていたGACKTさんにとっては大きなショックだったと思います。

現在も俳優の仕事を続けているのは、緒形拳さんに教わったことを忘れないように、そして緒方さんから学んだことが本物であることを証明するためには、演技を続ける必要があるという強い想いがあるのだそうです。

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