2018年12月14日放送のぴったんこカン・カンに歌舞伎界の若手のホープ・尾上松也さんが出演されますね。
尾上松也さんといえば、先日発表された2019年12月公演予定の新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」にも出演されるということで注目が集まっています。
今回は番組でクセが強いと称された尾上松也さんのお母さんもテレビ初登場だそうですよ。
そんな尾上松也さんのご両親や妹さんがどんな人たちなのか、気になるところを調べてみました。
尾上松也のプロフィール
まずは尾上松也さんの簡単なプロフィールからご紹介しましょう。
- 名前:二代目 尾上松也(にだいめ おのえ まつや)
- 本名:井上 龍一(いのうえ りゅういち)
- 生年月日:1985年1月30日(33歳)
- 出身地:東京都
- 身長:178cm
- 学歴:堀越高等学校
- 職業:歌舞伎俳優
- 屋号:音羽屋
- 所属:松竹エンタテインメント
- 趣味:野球・フットサル
尾上松也のデビューは鶴の一声から?
尾上松也さんといえば、2013年に報じられた元AKB48の前田敦子さんとの熱愛報道で、世間では一気に知名度が上がった印象が強いのではないでしょうか。
しかしそこは歌舞伎俳優の家柄もあってその芸歴は長く、5歳で初舞台を踏んでいます。
その経緯がちょっと面白いもので、父親の六代目尾上松助さんが襲名披露記者会見を開く前日に、松竹会長の「息子はいくつになった? 出しちゃえ」という鶴の一声で初舞台が決まったそうです。
通常はもっと段階を踏んで初お目見得となると思うんですが(笑)
そんな意外なノリでしたが、尾上松也さんは1990年5月に5歳で立派に「二代目尾上松也」として『伽羅先代萩』の鶴千代役で初舞台となりました。
尾上松也は実は苦労人?
初舞台以降は数々の子役をこなし、10代後半からは若衆役や女形を中心に七代目尾上菊五郎率いる「菊五郎劇団」で活動されてきた尾上松也さん。
しかし20歳のときに試練が訪れます。
父親の六代目尾上松助が他界
2005年、尾上松也さんが20歳のときに父親の尾上松助さんが原発不明がんのため59歳で他界されるという悲劇が襲いました。
若干二十歳にして音羽屋を引き継ぐ重責を追うことになったのです。
当時、父親の尾上松助さんには3人のお弟子さんがいたため、松也さんは「何もできないから他の方に弟子入りし直してくれて構わない」と話したところ、3人のお弟子さんは皆このまま松也さんの弟子として付いていくと答えてくれたそうです。
後の取材で松也さんは「父親から受け継いだ一番の財産が、この3人の弟子であると考えていいます」と語っています。
若くして屋号を引き継いだ上に、自分より年上のお弟子さんを抱えることになり、身が引き締まると同時に相当なプレッシャーを抱えたのではないでしょうか。
多額の借金を負うことに・・・
20歳になったばかりで、まだ歌舞伎役者としては無名だった尾上松也さん。
このままの調子ではいけない、積極的に活動しなければと2009年、25歳の時に自主公演『挑む』を開催するも興行に失敗。
赤字になってしまい多額の借金を負うことになってしまうのです。
一時は思いつめるあまり「ある夜大泣きしながら家族と大切な友達と一門にメールで遺書を書きました」と語っていた松也さん。
華やかな歌舞伎の世界の裏で、若くしてこんなに壮絶な体験をされているとは知りませんでした・・・。
このあとは破局こそしたものの、前田敦子さんとの熱愛報道で一気に知名度が上がったことも後押ししたのかもしれませんね。
今では歌舞伎以外にも舞台やミュージカル、映画やドラマなど様々なメディアに露出する機会も増え、着々とキャリアを積んで歌舞伎界でも若手のホープと言われるまでになりました。
尾上松也の母親は元新派女優
生年月日:1956年9月14日
出身地:神奈川県
職業:女優(元劇団新派女優)
若い頃は劇団新派女優だった母親の盛恵さん。結婚して一時は梨園の妻として引退していました。
若い頃はスレンダーでとても美人ですよね!
実はできちゃった結婚だったそうで、女優としてスターになりたかった道を断たれた分、息子をスターにしなければ!という思いで育ててきたそう。
番組の中ではその熱い思いを「絶対スターになれよ、ぶっ殺すぞ本当に!」と力強く語っていましたw
松也さんが「母は口が悪い」と言っていた本領発揮です。
隣の松也さんの表情がもう・・・(笑)
しかし夫の六代目尾上松助さんが他界されたあと、女優として復帰されています。
なんでも復帰するきっかけになったのは故・中村勘三郎さんの勧めもあったからなんだそうです。
現在も久保田万太郎作の「釣堀にて」に出演するなど舞台などで活躍されてるんですね。
追記:やっぱりクセが強かった母・河合盛恵
ぴったんこカン・カンでテレビ初登場した河合盛恵さん。想像以上にパワフルでおもしろキャラのお母さんでしたw
今までメディア出演の依頼があっても松也さんが「母のクセが強いから・・・」と断っていたそうです。
松也さんいわく、母・盛恵さんの性格は・・・
尋常じゃないおしゃべり
マシンガントークが過ぎて、松也さんと電話で喋っていてスマホを2~30分放置(スピーカーOFFで)していても、お母さんは一人でまだ喋り続けているそうな(笑)
表現がたまに下品
下ネタがウケると思っている節があるらしいと松也さん。
公演を見に来た松也さんの友人と盛恵さんが盛り上がって話していた内容を聞くと「その日の自分の便」についてだったとか。
ずいぶん砕けたお母さんで面白いですよね(笑)
そういう話で盛り上がる友達は欲しいけど親に求めないですよねと、これには安住アナも大笑い。
安住アナ、盛恵ママのクセが強い洗礼を受ける
安住アナが大好きだという盛恵さん。今回は安住アナが最初のクセが強い洗礼を受けることになったようです。
盛恵さんの好きなステーキ屋で安住アナとご対面することに。
真っ赤なチュニックで勢いよく登場。出会い頭に「初めて会った〜!」と嬉しそうに安住アナにハグ!
「左四つって感じですね(相撲の決まり手)」と安住アナも面食らった様子。手をグイグイ引かれて店内に連行される様子が面白すぎでした。
番組予告でもあったとおり、普段ステーキはほんとは500g食べたいけど「やっぱりちょっとデブだから、あの人よく食べるよねって思われたくない」ので300gで我慢してるのだとか。
今回は500gのサーロインステーキをライス付きで名前の通りモリモリ召し上がっていらっしゃいましたw
続いて行きつけのお蕎麦屋を借りて、安住アナに手料理を振る舞いたいという盛恵さん。安住アナも割烹着を着てお手伝い。
蕎麦屋なのに、まさかの揚げ物が3品。
「油淋鶏」「しらすのコロッケ」「ハムカツ」ということで盛恵ママはメニューもパンチが効いてます。ステーキ食べた後なのにw
料理ををしている様子を見ながら松也さんが安住アナの好きな女性のタイプを聞くと、安住アナは、
●ちょっと気が強くて
●仕事をしっかりしていて
●新しい世界を見せてくれる人
に惹かれますねと返答。
それを聞いた盛恵さんはすかさず
「私なんか惹かれまくってるでしょ!」とドヤ顔w
「本当新しい世界でしょ、こんなババアいるんだみたいな!」とグイグイ来る〜w
もう安住アナも終始タジタジ、兄妹で出演していた松也さんと妹の春本由香さんも制御不能という感じで遠巻きに見ている構図が爆笑ものでした。
尾上松也の妹は女優の春本由香
最後は尾上松也が溺愛する、8歳年下の妹・春本由香さんについてご紹介です。
本名:井上 真由香(いのうえ まゆか)
生年月日:1992年12月21日(25歳)
出身地:東京都
身長:165cm
職業:女優
活動期間:2016年〜
所属劇団:劇団新派
尾上松也さんの8歳年下の妹、春本由香さん。
松也さんと目元が似ていてキリッとした美人さんですね!
芸能一家の生まれだけあって幼少のころから日本舞踊を習い、10代のころからモデルや歌手活動などの経験もあるそうです。
一時は勉強のために松也さんの付き人もしていました。
2016年7月に「劇団新派」に入団。
母親の盛恵さんも祖父もかつて新派の役者だったこともあり、相談してこの道を選んだのだとか。
入団した9月に「婦系図(おんなけいず)」で初舞台デビューしています。
尾上松也は妹を溺愛?
年の離れた妹で、父の亡き後はまさに父親がわりのような存在だった松也さん。
妹の由香さんにとってはその愛情が重すぎるようで、以前出演した有吉ゼミSPでは「兄に愛され過ぎて困っている」とコメントしています。
なんでも由香さんが中学生ぐらいまで「一緒に風呂に入ろう」と誘ったりしていたとか!
世間的にはちょっと驚きですが、松也さんにとってはもう娘みたいな感覚なのかもしれませんね(笑)
初めて彼氏ができた時も、彼氏が松也さんに近い年齢だったのが気に入らず松也さんは「ぶん殴りに行こう」と思ったそうです。(まさに父親目線(笑))
由香さんが成人した誕生日には、生まれ年と同年のシャンパンをプレゼントくれるなど溺愛されているようです。
これは由香さんが結婚する時は大変そう・・・w
早くに父親を無くした兄妹ならではの強い絆で結ばれているんですね。
まとめ
クセが強すぎて、これまで母親のメディア出演を断り続けていたという松也さん。
いやはや母親の河合盛恵さん、面白すぎました。あんなにパンチの効いたお母さん、今までよく隠し通せたなといった感じですw
松也さんの友人とも気さくに話せるというのも頷ける明るくて豪快なキャラでした。
これからはお母さんの盛恵さんピンでもテレビ出演が増えそうな予感で楽しみですね。