「下町ロケット」「テルマエ・ロマエ」など数多くの人気作品で主役を張り、今では大人気の俳優・阿部寛さん。
あなたは「阿部寛のホームページ」をご覧になったことがありますか?
ふつう芸能人の公式サイトだと、おしゃれで目を引くデザインのホームページが多いのですが、阿部寛さんの場合はひとクセもふたクセも違います。
世間をザワつかせたのち絶賛されるという、そんな阿部寛さんの公式ホームページについてご紹介します。
阿部寛ホームページが爆速すぎる
阿部寛さんの公式ホームページ。
話題になったポイントは二つあります。
まず一つ目はその表示速度。
フラッシュや動画など凝った演出で表示速度が遅いと感じるサイトが増えている中、阿部寛さんのサイトの表示速度が爆速すぎると話題になっています。
どれほど早いのか、実際に阿部さんのホームページを開いてみたのですが一言で言うと、
「早っ!!」
瞬きする間もないほどの爆速です。
ご丁寧にツイッターでその速度を挙げてらっしゃる方がいましたが、そうそうこんな感じです。
その速さ、なんと0.3秒(笑)
阿部寛のホームページ開くの速すぎて草 pic.twitter.com/cQWgSXBVe9
— 白州スライム (@shirasuraimu) October 13, 2018
気持ちがいいったらありゃしません。
サックサクですがな。
あまりの速さに面白がって、スマホの速度制限がかかると阿部寛さんのホームページで確認するという人が続出w
阿部寛のホームページ通信制限でも爆速なのホント面白いhttps://t.co/3vZ5IAh2vx
— み (@592) October 13, 2018
通信制限かかったからひたすら阿部寛のホームページ見てるhttps://t.co/emWdpadAmj
— Ozme (@ozme11) May 31, 2018
携帯会社「ピピーッ!お前は来月まで通信制限です!!」
自宅のゴミ回線「夜中は通信量ガッツリ抑えます!!早よ寝ろ!!」
私「クッソ…YouTubeもTwitterも全然見れねえ…阿部寛のホームページ見よ…」
爆速で繋がる阿部寛のホームページ「ABE Hiroshi 阿部 寛のホームページ ABE Hiroshi」
— にょろやま(〜*'ω')〜 (@nyororon2180000) June 8, 2018
スマホが通信制限になっちゃった時の楽しみ方は阿部寛のホームページを見ることhttps://t.co/aBXtuW6E8E pic.twitter.com/P1X1Sj0Gyr
— Gabon/ALY (@gabon_sv) October 10, 2018
爆速の理由はシンプルなコード
なぜこんなに爆速なのかというと、サイトのプログラミングがめっちゃシンプル。
ふつうサイト構築にはhtmlコードが数百行なんてのはザラですが、阿部寛さんのホームページではソースがわずか9行299文字と超シンプルに作られているからなのでした。
【朗報】爆速で有名な阿部寛のホームページ、ソースがわずか9行299文字https://t.co/SS1W4EJl0d pic.twitter.com/28nWO7AnJx
— いつつば (@sk_dv) May 22, 2018
海外でも同様に表示速度が爆速で話題になっているサイトがあり、アメリカの「dev.to」というサイトなのですが、阿部寛さんのホームページと甲乙つけがたい速さと言う触れ込みです。
筆者の所感では、どちらも開いてみたところ阿部寛さんの方に軍配があがるような速さでした。
と言うことは阿部寛公式ホームページは暫定世界一の爆速サイトということに!?
サイトデザインが意表を突いてダサすぎるw
阿部寛さんといえばメンズノンノ出身のファッションモデルでした。
ファッションやデザインセンスもあるでしょうから、さぞかしお洒落なサイトであろうと想像した方はそのサイトデザインに度肝を抜かれることになります。
よくいえば「シンプル」、
悪くいえば「ダサすぎ・・・?」
手作り感満載で非常にレトロなビジュアルです。
90年代・・・?
なにこの懐かしい感じ!
とも称されています。
デザインのポイントは背景
阿部寛さんのサイトでは左側にはメニュー、右側には阿部寛の画像と出演情報だけというごくごくシンプルな作りになっています。
そしてシンプルすぎるが故になんか目に付く背景一面に散りばめられた「ABE HIROSHI」の文字w
そうそう、こんな感じ!
昔、自力でHTML組んでサイト作るとこんなんだったわ、
と他の「ドラマ出演」ページを開くと今度は背景一面が「Dorama」・・・・!
このセンスがたまらないw
阿部寛のホムペ、バックのデザインがAbe Hiroshiなのもやばかったのにドラマ出演経歴のバックはDramaで爆笑するから勘弁してほしい pic.twitter.com/zmf6I6VSx7
— 巴PU(正気喪失EX) (@NHK_network47) October 13, 2018
阿部寛ホームページを作ったのは誰?
なんともノスタルジックで目を引くこのサイト、調べてみたところ元々は阿部寛さんのファンが作ったサイトでした。
サイト管理者のページではこう記してありました。
情報等については、所属事務所の協力と承認を得て作成しています。
実情は、阿部寛さんのファンサイトが先に存在しており、阿部さんの所属事務所「茂田オフィス」が後からこのホームページを公式として採用したという経緯だったようです。
ちなみに「茂田オフィス」には事務所の公式サイトがありません。
阿部寛さんの他に名取裕子さん、筒井真理子さんが所属しており個人経営の芸能事務所のようですね。
2016年にはホームページサービス「@homepage」の終了に伴い、サイトリニューアルが余儀なくされました。
その時にはすでにこのサイトデザインのファンも多く、「まさかデザインも変わってしまうのか?」と注目されていましたが、リニューアル後も90年代調の全く同じデザインで再登場。
ネットでは「そのままで安心した」「今後も変えないで欲しい」とさらにファンが増えたようですw
デザインは古くても情報は最先端
特筆すべきは、サイトのデザインがアレで意表を突くインパクトがありますが、もともとファンの方が作られたということで出演情報などは常に最新のものが掲載されていることです。
必要な情報は常に最新のもので、キチンと更新されています。2018年10月の時点でも、
- TBS日曜劇場『下町ロケット』2018年10月14日スタート
- マレーシア映画「The Garden Of Evening Mists」2019年公開予定
という風にトップページに最新情報が。
デザインやイメージにこだわるあまり、表示が遅い・どこを見たらよいかわからないといったサイトが乱立する昨今、ここまでシンプルで爆速で表示されるホームページは理想的といっても良いのではないでしょうか?
阿部寛ホームページにハマる人続出
90年代のネット環境を知る同世代からは「懐かしい」、そして若い世代からは爆速で表示される機能とレトロシンプルなデザインがかえって新鮮に映るようです。
https://twitter.com/shapoco/status/1040927337494151168
阿部寛のホームページ、有形web文化財としてずっと残っていてほしい
— しまうま /miyabi1101 (@croa) February 10, 2018
阿部寛さんのホームページいつ見ても笑顔になれる
— みおかず (@Okadu77) October 13, 2018
阿部寛のホームページまじで田舎の小学校みたいだったし、なにより、『 どんとこい超常現象』とか『 なぜベストを尽くさないのか』とかを出版本に並んでて笑った pic.twitter.com/nPpy0KRJQj
— るるべーぐ(歯医者の妻) (@depurin_de) July 11, 2018
阿部寛のホームページは国宝
— プレミアム怪異 (@game_suru_ebi) October 13, 2018
●サイトの名前が「阿部寛のホームページ」という、ストレートすぎる表現、国宝級なのは間違いないね
●平成もあと何ヶ月かだけど阿部寛のホームページだけは変わらず昔の世界なの。本当に好きで定期的に見に行っちゃう
●2050年くらいにはみんな一周回って阿部寛のホームページくらいシンプルで高速なページが流行っていると予想
●阿部寛のホームページは永遠にこのままであってほしい( ◜◡‾) ホッコリ
まとめ
いかがでしたか?
面白半分で調べたのですが、個人的には阿部寛さんほどの大物俳優が、ファンの方が作ってくれたホームページをずっと大切に公式で使っているというところに、阿部寛さんの人柄が伺えてものすごく好感を持ちました。
ほんとにここまで来たら絶対にデザインを変えないで欲しいと節に願う、国宝級のホームページですね!