2018年8月12日に大阪府警富田林署から逃走していた樋田淳也容疑者が山口県で逮捕!
大阪府内に潜伏してると言われてましたが、山口県まで逃げていたとは!
やっと捕まってひと安心ですね。
しかし樋田淳也容疑者は1人で逃走してた訳ではなく、仲間がいました。
しかもその仲間の男は樋田淳也容疑者とは知らずに同行?
どういう経緯なんでしょうか?調べてみました。
樋田容疑者が山口県で身柄確保の経緯
8月12日に大阪府警富田林署から逃走から49日目の9月29日、山口県の周南市道の駅「ソレーネ周南」で樋田容疑者が万引きで捕まりました。
道の駅で、菓子パンや缶コーヒーなど食料品を会計をせずに出ていこうとした丸刈りの男がいて、万引きを疑った私服の女性警備員が「会計がすんでませんよね」と声をかけたのが発端。
110番通報された山口県警の捜査員が窃盗容疑での現行犯逮捕となりました。
万引き犯が樋田容疑者とわかったのは指紋と左ふくらはぎのウサギの入れ墨やピアス穴など、後から身体的特徴でわかったということです。
逮捕当時、樋田容疑者は坊主頭で黒いキャップ、かなり日焼けして痩せていたことから、ひと目見て樋田容疑者とわからない風貌だったようです。
樋田容疑者が逮捕時、ウサギの入れ墨を手で隠して墓穴掘るhttps://t.co/KbgXJogRDt
手で左のふくらはぎ付近を押さえて離さない。不審に思った警官が手をよけさせ、確認すると左足に例のウサギの入れ墨。『本当なのか』と現場で5~10回、入れ墨とピアス跡を確認し指紋を調べると樋田容疑者と確認できた— kayo (@kayo500) September 30, 2018
逮捕当時の所持金は280円で、万引きも食料品ばかりだったので、逃走資金も尽きて食べ物にも困るような状態だったことが見て取れます。
また、驚いたことに樋田容疑者は一人で逃走していた訳ではなく、同行していた旅仲間がいることが分かりました。
同行していた仲間は東浩司
樋田容疑者は大阪から自転車で西に向かって逃走していました。
逃走に使用していたのはスポーツタイプの白い自転車で大阪府羽曳野市で逃走当日に盗んだものです。
周南市の道の駅「ソレーネ周南」で捕まった時には、荷台には傘や釣りざお、リュックサックなど大量の荷物がくくりつけられていました。
これは自転車旅行を装って山口県まで自転車で移動してたようですね。
それに同行していた男性が居て、男二人の自転車旅行のように見せかけていたというのです。
同行していた男性のプロフィールはわかっているだけで下記の通り。
名前:東浩司
年齢:44歳
住所:山口県周南市
職業:無職
この男性は一人で自転車で日本一周の旅をしていたといいます。
愛媛県の道の駅で樋田容疑者と知り合って行動を共にするようになったと話しているとか。昔からの知り合いというわけでは無いらしい。
しかし、無職で44歳の日本一周旅行とは、ちょっと怪しい感じがしてしまいます。
自転車で日本一周旅行をする人の中には、何か志があって自力で日本一周をしたい!と思うタイプの人と、仕事も無く、半ばホームレスのような状態で野宿をしながら自転車で旅をしている、という人も少なからずいるようです。
この東浩司という男性も後者の部類だったのでは?なんか訳あり?という疑問も拭いきれませんね。
東浩司は自転車泥棒
たまたまチャリで日本一周してるところに樋田容疑者と知り合っただけの人かと思いきや、なんとこの人も逮捕されてしまいました。
罪状は今年7~8月に和歌山県内で放置されていた他人の自転車を持ち去った疑いがあるとして占有離脱物横領の容疑で逮捕、だそうです。
放置自転車を盗んで日本一周旅行をしていたということですね。
類は友を呼ぶというのか、樋田容疑者もなにか東容疑者に後ろ暗いところ、訳ありな雰囲気を察知して近づいたような気がしてきました。
東容疑者も、樋田容疑者が道の駅店内から出てこないのを見捨てて、その場を離れようとしていたそうです。
旅仲間なら普通何か有ったのかと店に戻って様子を見に来ると思うのですが。
たぶん最初からお互い訳ありな空気を感じ取って、付かず離れずの関係を保っていたのではと想像しますね。
東浩司は樋田容疑者を知らなかった?
東容疑者のは罪状は和歌山県橋本市内に放置されていた大阪府高槻市の販売員男性(25)の自転車1台を横領した、ということだけで「樋田容疑者という認識はなかった。知ってびっくりしている」と供述しているそうです。
知り合ったのが約3週間前の9月に入ってからで、場所は愛媛県内の道の駅だったそうです。
大阪の逃走犯の事件のことは知っていたものの、知り合った男が樋田容疑者だと気づかなかったと話しています。
また、「1人で旅をしたかったが、勝手についてきてうっとうしかった」とも供述しているとか。
3週間も一緒に居ても気づかないものなのかなと疑問に思いますが、樋田容疑者は一人で逃走していると目立つので、きっとカモフラージュ目当てで東容疑者に近づいたのでしょう。
東容疑者の方も何か胡散臭さを感じて必要以上に親しくしないよう距離をとっていたのかもしれませんね。
「勝手についてきてうっとうしかった」と供述している通り、東容疑者にとってはとんだとばっちりでした。
途中で気づいて通報していれば懸賞金もらえたのに(笑)
しかし盗んだ自転車で旅行というのも、今後他の自転車旅行している人にとっては印象が悪く迷惑ですよね。
とにかく樋田容疑者が捕まって安心しました。逃走中の経緯や逃走ルートはこれから明らかになるようです。