山本美憂さんといえば最強の格闘一家と呼ばれる『山本一家』に生まれた元女子レスリング選手です。
先日は弟の格闘家・山本KID徳郁さんをガンで亡くされたばかりです。
山本美憂さんも若い頃からレスリングの強さで一躍有名になり、公私ともに話題の多い格闘家でもあります。
そんな山本美憂さんの経歴や結婚歴、お子さんのことなども調べてみました。
山本美優プロフィール
- 名前:山本美優(やまもと みゆう)
- 生年月日:1974年8月4日
- 出身地:神奈川県川崎市
- 身長:156cm
- 体重:49kg
- 所属:KRAZY BEE
ミュンヘンオリンピックのレスリング代表だった父親の山本郁榮さんの元で長女として生まれた山本美優さん。
小学生のころから、弟の山本KID徳郁さん、妹の山本聖子さんとともにレスリングの英才教育を受けて育ちました。
13歳の時に全日本女子レスリング選手権で優勝!
1991年には17歳で初出場した世界選手権を史上最年少で優勝の快挙を遂げます。
1994年と1995年にも世界選手権を連覇し、若くしてレスリング女王として君臨してきました。
プライベートの方も若くしていろいろあり、21歳で結婚していますがその後離婚。
現在までに3度離婚していて、なかなか波乱万丈な人生を送られています。
山本美優の離婚歴と旦那たち
山本美憂さんは、レスリング選手時代から美女アスリートとして大変な人気がありました。
写真集を出したこともあるほどの人気で、格闘家の女性選手といってもアイドル並みの人気だったのでモテたでしょうし、周囲の男性は放っておかなかったでしょうね。
そんな理由かどうかはわかりませんが、これまでに山本美憂さんは3度の結婚歴があります。
1人目:池田伸康
(婚姻期間1995年ー1999年)
山本美憂さんが最初に結婚されたのは元サッカー選手の池田伸康さんです。
池田さんは当時Jリーグの『浦和レッズ』に所属しており『U-23日本代表』に選ばれるほどの選手でした。
池田さんとは1995年に結婚。2人の間には、1996年に、第1子となる男の子が誕生しています。
息子さんの名前は山本アーセン。珍しいことですがリングネームではなく実名がカタカナで「アーセン」だそうです。
現在は、レスリング選手でありながら総合格闘家としても頭角を現しています。
池田さんと山本美憂さんはお子さんにも恵まれましたが、残念ながら1999年に離婚。
池田伸康さんは、その後2002年のシーズンを最後に現役を引退。引退後は浦和レッズの下部組織の育成指導者として携わっており、また2017年からは浦和レッズのコーチとしても活躍されています。
2人目:エンセン井上
(婚姻期間2000年ー2004年)
二度目の結婚相手は総合格闘家でプロレスラーでもあるエンセン井上さんです。
エンセン井上さんは、1990年代後半から2000年代に活躍した総合格闘家で、『PRIDE』などにも出場していました。
また、山本美憂さんの弟でもある山本KID徳郁さんに総合格闘技を指導した師匠でもありました。
そのご縁かエンセン井上さんと山本美憂さんは、2000年に結婚。
しかし、この結婚生活も長くは続かず2004年8月に離婚しています。
この2人の間には子供はいません。
離婚後、エンセン井上さんは現在『数珠アーティスト』として活躍されているそうです。パワーストーンを使ったブレスレットのようですね。
この数珠を作って販売されているそうなんですが、非常に人気があるらしく、格闘技を引退後は実業家として成功されているようですね。
3人目:佐々木明
(婚姻期間2006年ー2011年)
三度目の結婚相手は、元アルペンスキー日本代表選手の佐々木明さんです。
佐々木明さんは、『2002年ソルトレークシティーオリンピック『2006年トリノオリンピック』『2010年バンクーバーオリンピック』と、3大会連続でオリンピックに出場しています。
また、『アルペンスキー・ワールドカップ』でも表彰台に日本人最多の3度立ったことがあり、世界的にも活躍するアルペンスキー選手でした。
そんな佐々木明さんと山本美憂さんは、2006年4月に結婚しています。
結婚期間は5年と最長で、2人の間には2006年12月に山本アーノン君と、2008年11月に山本ミーアちゃんと2人の子供が誕生しています。
幸せな生活が続くかと思いきやそれでも二人は2011年に離婚。
佐々木明さんはその後、実業家としては活躍されているようです。
現在はゴーグル・アパレルブランド『EMUSI』を所有する有限会社『AKスクエア』の社長として活躍されているそうです。
山本美優の引退と復帰
山本美憂さんのレスリング・格闘家しての経歴は、ずっと現役を続けていたわけではありませんでした。
1994年にJリーグ浦和レッズで活躍していた池田伸康さんと結婚した時は一度はレスリングを引退。
22歳のときに長男アーセンを出産し家庭に入りますが1999年に離婚。
それと同時にレスリングに現役復帰し、同年5月に行われたアジア選手権で優勝、同じく12月の全日本女子選手権でも優勝するなど、母となってブランクがあっても実力が衰えていないことを証明しました。
しかし、その翌年2000年7に格闘家のエンセン井上さんと再婚すると、またレスリングから引退してしまいます。
ところが、2004年アテネオリンピックで女子レスリングが競技種目になると、当時30歳になった山本美憂さんは、オリンピック出場を目指して、4年のブランクを物ともせず再び現役復帰。
結果は、オリンピック出場には至らず、また引退。
この時エンセン井上さんとも離婚。
しかしこれだけでは終わらず、2016年には総合格闘技への参戦を表明。
総合格闘技へ転向は山本KIDの影響が?
山本美優さんが40歳を越えてもなお総合格闘技へ転向したのには、実は理由がありました。
表向きはオリンピックへの出場が叶わなかった悔しさからとコメントしていましたが、本当の理由は別のところにあったのです。
この時期2016年に、公表していませんでしたが弟の山本KIDさんのガンが発覚。
最愛の弟のために少しでも側にいてあげたいという思いから、山本KIDさんを直属のコーチについてもらい、総合格闘技の世界へと大きく舵を切ったのでした。
44歳になった今も総合格闘家として意欲的に活動を続けています。
山本美優の子供も格闘家?
山本美憂選手の子供は3人いて、上から
●長男・山本アーセン(父親:池田伸康)
●次男・山本アーノン(父親:佐々木明)
●長女・山本ミーア(父親:佐々木明)
山本美優さんと同じ3人兄弟ですね。
長男の山本アーセンさんは、1996年生まれの22歳。
東京オリンピックのレスリング日本代表候補で、今後が楽しみなレスリング選手です。
山本美憂選手と山本アーセン選手
普通に恋人同士みたいだ。 pic.twitter.com/cb1Aoz28bj
— カツオコレクション~格闘技垢~ (@katsuo_miyamura) September 2, 2018
また、レスリング選手として期待されている一方で、総合格闘技にも参戦しており、総合格闘技団体『RIZIN』でも活躍しています。
デビュー戦では、ヒクソン・グレイシーの息子のクロン・グレイシー選手と激闘を繰り広げるなど、総合格闘家としての将来も期待されている選手です。
2016年には一般女性と結婚。
【RIZIN】山本アーセンが一般女性と入籍、美憂「ママも幸せ」https://t.co/0u0gSmq8s1#rizinff #efight #MMA pic.twitter.com/dSF1UZ3ob2
— eFight(イーファイト)格闘技情報 (@efight_twit) October 22, 2016
もしアーセンさんに子供ができたら、山本美優さんは40代でおばあちゃんということになります!
山本美優とダルビッシュとの関係
山本美優さんで検索すると、大リーガーのダルビッシュ選手もヒットするのですが、これは山本美優さんの妹の山本聖子さんがダルビッシュ選手と結婚したからで、山本美優さんとは義理の姉・弟ということになりますね。
https://www.instagram.com/p/viMDU9lAas/?hl=ja&tagged=山本聖子
まとめ
10代の頃からレスリング選手として長いキャリアを持つ山本美優さん。
40歳を過ぎてなお現役の格闘家として『RIZIN』での活躍も注目されています。
『RIZIN』では弟の山本KID徳郁さんがセコンドやコーチを務め、兄弟仲も良く支え合ってきました。
9月末には再びリングに立つ山本美優さん。亡き弟の悲しみを乗り越えてがんばってほしいですね。