なんともショックなニュースが入ってきました。女優の樹木希林さん(75歳)が9月15日に都内の自宅で亡くなられたという報道です。
2013年には全身のガンであることを公表されながらも精力的に女優の仕事を続けられ、最近ではカンヌでパルム・ドールを受賞した映画「万引き家族」での演技も印象的だった樹木希林さん。
今年も公開予定の映画がいくつかあったはずです。
樹木希林大腿骨骨折で入院していた
樹木さんは、8月13日に知人宅の外階段を上がった際に骨折したということで、左大腿骨骨折の大怪我となり入院。
8月15日にチタンを入れる手術をしていました。
本木雅弘、樹木希林は「一時危篤状態だった」…大たい骨骨折の義母の病状語る https://t.co/vYB7UJwtVA pic.twitter.com/AFAJiOAE5S
— スポーツ報知 (@SportsHochi) August 30, 2018
義理の息子で俳優の本木雅弘さんが、術後の経過を8月30日の取材で報告しており、「もともと気管支が弱いことと、がんの影響で肺が弱っているので、じつは一時危篤状態になった場面もありました」と明かし、「今はその危機を回避して落ち着き、リハビリを続けています。」と報告しており、世間も樹木さんの復帰を待ちわびていました。
樹木希林死去で死因は?
樹木さんは2004年の乳がんから始まり、2008年には腸や副腎、脊髄に転移もガンが移転したといわれ、2013年には全身のガンであることを宣告され、公表しながらも、女優としての活動を続けてこられました。
テレビに出ているときは元気そうで、とても全身のガンに冒されているようには見えませんでしたが、実際の闘病生活は辛いものだったのかもしれません。
現在、樹木希林さんの死因は明らかにされてませんが、大腿骨骨折の入院の際に、「がんの影響で肺が弱っている」ことが明らかにされましたから、その部分が影響しているという可能性もありそうです。
樹木希林の遺作となった映画はいつ公開?
樹木希林さんなら、たとえガンでも自虐ネタにしながらも笑い飛ばしていましたから、今回もすぐに復帰されると思われていただけに残念です。
樹木さんの遺作となった映画作品は、2018年公開の『日日是好日』(にちにちこれこうじつ)となりました。
この作品はエッセイスト・森下典子さんによる自伝エッセイ『日日是好日-「お茶」が教えてくれた15のしあわせ-』が原作で、主役の典子役を黒木華さん、典子が通う茶道教室の先生役を樹木希林さん、典子と一緒に茶道教室へ通う従姉役を多部未華子さんが演じています。
https://twitter.com/nichinichimovie/status/1022925924394618881
公開日は2018年10月13日で全国ロードショーとなっています。
公開日・10月13日の舞台挨拶で樹木希林さんの姿がみられないのはとても残念です。
今はただ樹木希林さんの冥福をお祈りいたします。
