2018年9月4日放送の「踊る!さんま御殿!!」2時間スペシャルに「この秋アツい芸能人」枠で映画『カメラを止めるな!』のキャストから、濱津隆之さんと秋山ゆずきさんが出演されます。
今年、制作費300万ながら口コミで広がり、異例の大ヒットとなった『カメラを止めるな!』ですが、主演の濱津隆之さんがいい味出してますね。
そんな濱津さんは元DJで芸人だった過去があるそうです。
今回さんま御殿は初登場ですから、さんまさんのツッコミにうまいボケをかます所も見られるかもしれませんね。
濱津隆之さんのDJ・芸人時代がどうだったのか、コンビ名は?など迫って見たいと思います。
濱津隆之プロフィール
- 名前:濱津隆之(はまつ たかゆき)
- 生年月日:1981年8月25日
- 出身地:埼玉県
- 身長: 175cm
- 血液型: A型
- 職業:俳優
- ジャンル:舞台・映画
- 活動期間:2011年 –
- 事務所:フリーランス
おもな出演作
●2013年 短編「夏風邪」(今泉力哉)映像作品
●2015年「アジェについて」(今泉力哉)、「アイアイアイ」(トリコロールケーキ)
●2016年「野鳩」(野鳩)
●2017年「不謹慎な家」(MCR)、テアトロコント vol.15/ミズタニー2018年SCOOL パフォーマンス・シリーズ2017 Vol.6「高架線」、「転職生」(ウンゲツィーファ)、テアトロコント vol.15/ミズタニー
映画『カメラを止めるな!』では主人公ともいえる日暮監督役を演じた濱津隆之さん。
役者としての活動は2011年からと遅咲きなんですね。しかも珍しいことに芸能事務所には所属せずフリーランスで活動しています
濱津隆之は元お笑い芸人だった
濱津さんは大学卒業で進路を考えた時、「芸能」か「音楽」の道に進みたいと思っていました。
大学を卒業して始めは1年間フリーターをしてお金を貯め、吉本興業の養成所である東京NSCに入所します。
養成所を卒業後にお笑い芸人になったのですが、芽が出ずに1年を持たずして辞めてしまったそうです。
お笑いの世界は厳しいですから、こうして辞めていく芸人さんはかなりの数いるんでしょうね。
濱津さん当時コンビを組んでいたのですが、相方は同期のコバパトロールという方で、コンビ名は「はまつとコバ」。
その時の動画も残っていました!濱津さん、坊主頭ですね〜。
元同期の方らしい人のツイッターにも、当時の坊主頭のイメージが強かったようです
今、話題の映画…
カメラを止めるなに出演している、濱津隆之君。。。
元NSCの同期芸人、ハマツトコバのハマツ君。。。笑
今、役者さんやってたなんて、全然知らなかったなー。
昔は、ずっと坊主頭のイメージだったから…。#カメラを止めるな#東京NSC11期生#濱津隆之#同期#芸人#役者 pic.twitter.com/j0Dm10OZHv— パンプキンズまりこ (@ClozHSEkF9mjqbp) August 25, 2018
濱津隆之と同期の吉本芸人
濱津さんは、2005年にNSCの東京校に11期生として入所されており、同期の芸人さんも有名な方が何組かいらっしゃるようです。
調べてみたところ・・・
●チョコレートプラネット
●シソンヌ
●パンサーの向井慧
●エド・はるみ
1期前の10期生には、「オリエンタルラジオの中田・藤森」「はんにゃの金田・川島」など。
1期後の12期生には、「ジャングルポケットの太田・斉藤・武山」「渡辺直美」など、結構有名になってる方々が多いですね!
ちなみに相方だったコバパトロールさんの現在を調べてみると・・・その後の情報がありませんでした。
競争が厳しい世界ですから、やはり辞めてしまわれたのかもしれません。
お笑い芸人からDJの道へ
お笑いを辞めてから濱津さんが選んだのは大学卒業時に考えていた『音楽』。DJの道に進みます。
ちなみにDJの名前は「DJ.HAMA1(ハマワン)」です。
濱津という名前から『HAMA2』というのをメールアドレスで使っていたので、それとは違う『HAMA1』にしましたとのこと。
今の濱津さんのイメージからDJってあまりそぐわない気もしますが(笑)、DJは30歳の手前までやっていました。
しかし、だんだんDJでは趣味より先へ行く力がないと思いはじめたそうです。
遅咲きの俳優
DJでは趣味より先へ行く力がないと思った濱津さん。そこで思い出したのが芸人時代にコントをやっていた時の楽しかった気持ちで、それなら役者をやろうと思い立ちます。
大きな目標があったというわけではなく、考えて流れ着いた先が役者の道だったとか。そうしてDJも辞めて、役者として活動を始めたのでした。
濱津さんが役者になったのは2011年で、当時30歳。かなり遅咲きの俳優ということになります。
役者になりたての頃はもちろん大きな仕事などあるはずもなく、小劇場や舞台を中心に活動を続けていたそうです。
そんな中、何か自分を変えるきっかけになればと、たまたま募集していたENBUゼミナール主催の「シネマプロジェクト」のオーディションを受けました。
ENBUゼミナールとは俳優・映画監督を目指す人のための養成スクールで、「シネマプロジェクト」とは監督と俳優たちがワークショップを行いながら脚本を完成させ、オリジナルの映画を制作するという企画もの。
そのシネマプロジェクト第7弾で制作されたのが、件の制作費300万映画『カメラを止めるな!』だったんですね。
この超低予算で作られた『カメラを止めるな!』が、口コミや、映画をみた芸能人の絶賛によって異例の大ヒット!
数多くの映画賞を受賞したり、海外でのリメイク話も持ち上がるほど話題になり、今年一番の大ヒット映画となっています。
日暮監督役は「当て書き」
映画『カメラを止めるな!』の制作はワークショップ形式で作られており、脚本もその過程で作り上げられていきました。
しかも脚本は「当て書き」といって、役者の性格や個性ををそのまま役に反映させる方法が取られていたそうです。
三谷幸喜さんがよくやる方式ですね。
撮影現場では上田監督から「むしろ演技しないで」と言われたそうで、細かい演出というものは全くなかったのだとか。
取材で濱津さんも、「上田監督は『人としての良さを活かしていきたい』と思ってくれていたので、演技に関してあまり言われませんでしたね」「演技がかった芝居をしてしまった時に『いつもの感じでやって』って言われたくらいですからね」と語っています。
濱津さんは普段から映画のキャラそのままの感じなんですね。
インタビューでも自分と役との共通点について聞かれると、「ほとんどあのまんまです。共通点は・・・なんだろう・・・冴えないところ?」と答えていました。
自分で「冴えない」って言ってしまうあたりが面白いです。確かにちょっと弱々しいというか、そんな印象が(笑)。
『カメラを止めるな!』の共演者からもポンコツ扱いされているらしく、舞台挨拶やインタビューでうまく喋れず突っ込まれる場面が多いとか(笑)。
ネットでは雰囲気が大泉洋さんに似てるとか、おぎやはぎの矢作兼さんに似てるとか言われていますが、お笑いやってたせいでボケ体質なのかもしれませんね。
今回の「踊る!さんま御殿!!」では、お笑い怪獣さんまさんのツッコミに、自然体でボケをかます所も見られるかもしれませんね。放送が楽しみです。