2018年ジャカルタ・アジア大会で競泳女子の池江璃花子選手が50メートル自由形を24秒53で制し、6冠を達成しました。
これで日本勢最多の6冠を達成し、2020年の東京五輪への期待がさらに高まっています。
池江璃花子選手はまだ18歳の高校3年生。ここ数年でグイグイと記録を伸ばしていますが、その才能は教育熱心な母親の英才教育の賜物だったようです。
母親の池江美由紀さんは、七田チャイルドアカデミー(現:EQWELチャイルドアカデミー)の代表を務めている教育者です。
池江選手がどのような教育を受けて、あのようなスゴイ記録を打ち立てたのか調べてみました。
池江璃花子のプロフィールと生い立ち
- 生年月日:2000年7月4日(18歳)
- 身長:171cm
- 体重:57kg
- 種目:バタフライ・自由形
- 所属:ルネサンス
- 出身地:東京都
- 趣味:ショッピング・寝ること
池江選手、まだ高校生ながらスゴい記録のオンパレードです。
- 50m自由形 24秒21(長水路)
- 100m自由形 53秒03(長水路)
- 200m自由形 1分54秒85(長水路)
- 50mバタフライ 25秒11(長水路)
- 100mバタフライ 56秒08(長水路)
- 50m自由形 23秒95(短水路)
- 100m自由形 51秒62(短水路)
- 200m自由形 1分52秒64 (短水路)
- 50mバタフライ 24秒71(短水路)
- 100mバタフライ 55秒64(短水路)
- 100m個人メドレー 57秒75(短水路)
- 200m個人メドレー 2分05秒41(短水路)《すべて日本新記録》
まだ18歳でこれだけの記録を出してるって凄すぎですね、全部「日本新記録」ですよ!
そんな池江璃花子選手は2000年7月4日生まれ。
東京都出身で両親と7歳年上の姉と3歳年上の兄がおり、兄の毅隼(たけはや)さんも日大豊山高校を卒業して、現在は早稲田大学で水泳を続けています。
このお兄さんも国体に出場したりと水泳では名の知られた選手なのだとか。
水中出産で誕生
まず驚きなのが、池江璃花子選手は自宅お風呂での水中出産で産まれているんです!
池江選手が「水の申し子」といわれる所以もここから来ているのでしょうか?水中出産は「赤ちゃんにとって負担の少ない方法」として選択したのだとか。
姉と兄も水中出産だったとのことですが、その時は専門病院だったとのこと。末っ子の池江選手の場合は3度目とあって、母・美由紀さんにも余裕があったのでしょうか、助産師さんに自宅まできてもらったようです。
生後2ヶ月から超早期教育
そして生後2ヶ月から超早期教育を受けるために幼児教室に通っています。生後2ヶ月とはかなり早いですよね。
池江選手の母・美由紀さんは幼児教室の代表を務めているのですが、「七田チャイルドアカデミー(現:EQWELチャイルドアカデミー)」といいます。
こちらがお母さんの美由紀さん。池江選手はお母さん似ですね。
この教育法は、遺伝子よりも幼い頃から環境を整えてあげることを大事としており、右脳教育を軸として、子供の年齢に沿って「一人ひとりの能力を引き出すレッスン」をモットーにしているのだとか。
アカデミーには「胎教コース」まであるようですから、生後2ヶ月から始めるのも早いわけではないのですね。
池江選手は12歳まで七田教室へ通っていました。
授業内容はマンダラ記憶やフラッシュカードを見てパッと見た絵柄を覚えることや、右脳の写真記憶力を使っての視覚記憶、直観像記憶などを試す『ウノリンピック』と遊びながら学べる特殊な授業を受けていました。
中でもイラストを見ながら歌を聞いて暗記する『理科・社会科ソング』が好きだったようで、記憶力は抜群だったようです。
自宅に雲底(うんてい)設置?
母・美由紀さんは子供の脳の発達には「雲底(うんてい)」が良いことを知り、自宅にうんていを設置して生まれて間もない池江選手にも取り組ませました。
引用:https://mikarin1215.com/supo-tu/siei/5993/
なんとそのお陰か池江選手はわずか生後6ヶ月で美由紀さんの指を握ってぶら下がれるようになり、1歳半の時には鉄棒の逆上がりが出来ていたとたんだとか。
1歳半で逆上がり??
実際、赤ちゃんの池江璃花子選手が母・美由紀さんの指にぶら下がっている画像もありました!
引用:http://co-family.net/2886.html
母・美由紀さんによると「握る力から運動能力が育つと実感しました。0歳からうんていにどんどんぶら下がらせていたことで、抜群の運動感覚をつかんだと思います」とコメントしていることから、超早期教育は運動能力の開花にかなり効果があるのですね。
そうして池江選手は幼い頃から縄跳びや腹筋背筋、でんぐり返しや自転車も兄姉の真似ををすることでどんどん習得していきました。
水泳は兄や姉の影響で3歳10カ月から始め、5歳の頃には自由形、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライの50mが泳げたそうです!!
池江選手、凄すぎですね!5歳で50m泳げるのにも驚きですが、この年で4泳法すべてマスターするとは、ちょっと信じられない習得能力です。
イメージトレーニングを徹底
この七田教室では「なりたい自分になりきる」ということの大切さも教えており、池江選手は寝る前に泳いでるシーンをいつもイメージするそうです。
いわゆるイメージトレーニングかなと思ったのですが、これはただ想像するだけでなく、泳いでいる時にどのタイミングで、何回呼吸をするかまでイメージをし、実際の試合の時はそれを反芻したり、自分が大会で優勝する場面をなんども繰り返しイメージするみたいです。
かなり細かく具体的にイメージして現実に起こっていると同じくらいに落とし込むのですね。
まとめ
ジャカルタ・アジア大会で日本勢最多の6冠を達成し、2020年の東京五輪への期待がさらに高まっている池江璃花子選手はの才能は、母の池江美由紀さんの英才教育の賜物だったのですね。
小さいお子さんがいて、何かスポーツをやらせたいと考える世のお母さんたちにはとても参考になる情報だったのではないでしょうか?
世界に通用するアスリートに育てるには、やはり小さい頃から運動能力を開花させることが重要なんですね。
このお母さんのサポートがあれば、池江璃花子選手の今後も目覚ましい活躍が確実となりそうです!